西武・内海を長野電撃訪問 “チョー発”「打てそう」内海は苦笑

 「西武春季キャンプ」(8日、南郷)

 西武の内海哲也投手(36)が、盟友の“電撃視察”を受けた。宮崎・南郷キャンプを広島のキャンプ休日を利用して長野久義外野手(34)が突如訪問。昨季までの巨人のチームメートが見つめる中、103球のブルペン投球を行った。

 投球練習をする内海の視線の先に思わぬ人物がいた。自身と同じようにFA移籍による人的補償で巨人を去った長野だった。「サプライズ。びっくりしました」と苦笑した。

 2人はブルペン投球後、ガッチリと再会の握手。「うれしい。接しやすい」と言う内海に、長野は「打てそうだなと思いました」と挑発。内海は「言うと思った。でもリーグ違うし、いいか」とまた苦笑だ。

 盟友の訪問に内海は「うれしかったですね。燃えました。体も疲れてきていて、予定より(球数は)少なめだったけど、順調です」。長野は「西武球団の配慮で内海さんと会うことができました。こんな2人での囲みはない。めっちゃレアですよ」と笑った。互いの新天地で、活躍を誓い合った。

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