DeNA・ドラ1上茶谷、抜群の制球力を披露 ラミレス監督も高評価「いい技術」
「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾)
DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が1日、キャンプ初日からブルペン入り。直球を中心に40球を投げ、上々のスタートを切った。
捕手・伊藤光が構えたミットは、ほとんど動かなかった。抜群の制球力を披露し「アウトローへの制球、変化球でのカウント取りを意識しました」。ラミレス監督は「いい投球テクニックを持っている」とし、制球面などの技術に関しては新人離れしていると評価した。
さまざまな角度から右腕の投球に熱視線を送った三浦投手コーチも「いい球投げていたね」と今後に期待を寄せた。調子のバロメーターにするため、踏み出す左足の歩幅を毎日確認するよう助言。それを受け上茶谷は「そういう細かいことを意識することが大事」と力を込めた。
伊藤光は制球力だけでなく「ベース板での球の強さがあった」という好感触も口にした。注目の新人右腕が早速、実力の片りんを示した。