野球国際大会で7回制導入 時短で五輪定着目指す

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が29日、2020年のU-23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)など野球の国際大会の一部で7イニング制を導入することを決めた。五輪への定着を目指し、試合時間短縮に取り組む狙いがある。

 U-18(18歳以下)W杯も21年大会から7イニング制で実施される。東京五輪やプレミア12、WBSC主催ではないワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9イニング制のままで変更はない。

 野球はソフトボールとともに20年東京五輪で追加種目として3大会ぶりに実施されるが、その後の五輪で採用される見通しは立っていない。侍ジャパン強化委員会の強化本部長を務める、全日本野球協会(BFJ)の山中正竹会長は、試合時間の長さや選手数の多さがネックとなっていると指摘し「(24年の)パリ五輪へ向けてのアピールになる。われわれの世代には違和感はあるが、五輪に残ることを優先した方がいい」と7イニング制のメリットを語った。

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