昨季２年連続で沢村賞に輝いた巨人の菅野智之投手が２９日、宮崎市で行われている合同自主トレーニングで今季初めてブルペンに入り、捕手の小林を相手に４１球の投球練習を行った。スライダーなど変化球も交えて投げ込み「今のところ目に見える課題が見つからないっていうくらい状態がいい」と計画通りの調整に充実感をにじませた。
受けた小林は切れのいい球に思わず「えぐい」と目を丸くした。菅野も「あとは細かい微調整であったり、球数を増やしていったりだと思う」と満足そうにうなずいた。
数々のタイトルや賞に輝いても飽くなき向上心を見せる。
