ヤクルト・衣笠社長「お互いよかったのでは」日本ハムとの2対2トレード成立

 ヤクルトの秋吉亮投手(29)、谷内亮太内野手(27)と日本ハム・高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)の2対2の交換トレードが成立したことが11日、両球団から発表された。

 ヤクルトの衣笠剛社長は、高梨について「先発投手はウチが一番補強しなきゃいけない部分。そういう意味ではありがたい」と獲得の意義を強調。太田についても「21歳の若さ。どこでも内野を守れるオールラウンドプレーヤーなのは強み」と期待した。

 日本ハムは救援陣が課題で、数少ない右サイドハンドで実績もある秋吉が補強ポイントに合致。谷内は内野守備力の高さに加え、同僚や後輩からも慕われる人望とコミュニケーション能力の高さも評価された模様だ。

 衣笠社長は「プロ野球選手は1軍で試合に出てこそ。日本ハムさんにもウチにも、お互いよかったのでは」と話した。

 秋吉はパナソニックから13年ドラフト3位で入団。ルーキーイヤーの14年から3年連続で60試合以上登板。リリーフとして活躍し、17年WBCの日本代表にも選出された。

 谷内は国学院大から12年ドラフト6位で入団。内野の全ポジションをこなせる万能選手。今季は36試合に出場した。

 高梨は山梨学院大から13年ドラフト4位で入団。16年には先発で10勝2敗で新人王にも輝いた。今季も5勝を挙げた。

 太田は川越工高から14年ドラフト8位で入団。内野守備には定評があり、今季は54試合に出場した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス