ヤクルトの金久保優斗投手が28日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の500万円でサインした。ドラフト5位の高卒右腕は、5月の練習試合で右肘を痛めて長期離脱。「ケガしてしまって、あまり投げられず、体を鍛える1年になった」とリハビリに費やしたルーキーイヤーを振り返った。
ノースロー期間はトレーニングに励み、体重は6キロ増の83キロに。11月からキャッチボールも再開した。来年6月頃の実戦復帰を目指す19歳は「今まで以上の球速、球質にと思って練習している。今年は1試合だけだったので、来年はケガなく投げたい」と力を込めた。(金額は推定)