ヤクルト退団の成瀬、元同僚の西岡と対決も二塁打浴びる…トライアウトで
「12球団合同トライアウト」(13日、タマホームスタジアム筑後)
ヤクルトの成瀬善久投手(33)が参加。ロッテ時代の同僚だった阪神・西岡ら打者3人と対戦し2本の二塁打を許した。
胸中は悔しさと感慨が入り交じっていた。最初に対戦した巨人・中井に右中間二塁打を打たれると、次に打席へ迎えたのは西岡。高め直球を捉えられた打球は左中間への二塁打となった。
「西岡さんはストレートで抑えたかったんですが、結果的に打たれてしまいましたね」と悔しげに振り返った左腕。ただ、一方で「打たれてしまいましたが、自分の中ではすごく幸せでよかったと思います」と柔和な表情を浮かべた。
ロッテ時代の2007年に16勝1敗。防御率1・81で最優秀防御率のタイトルを獲得した。今後はNPBにこだわらず、チャンスをくれたところでプレーしたい考え。
「野球をやらせてもらえるなら、どこでも。もうちょっと、やり切るまであがいて」。新天地で、もう一花さかせたい。