初出場の札幌大谷が4強入り、船尾監督は謙遜「一番弱いチームだと思っていた」

1回札幌大谷無死二、三塁、中前に先制の2点適時打を放つ札幌大谷・飯田=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、札幌大谷7-3国士舘」(11日、神宮球場)

 初出場の札幌大谷(北海道地区代表)が4強に進出した。初回に4安打を集中させて3点を先制するなど三回まで毎回得点。序盤から国士舘(東京地区代表)を圧倒した。

 13安打7得点で初戦の龍谷大平安(近畿地区代表)に続き東西の名門校を連破し、船尾隆広監督は「(うちが)一番弱いチームだと思っていた(4強は)思ってもみなかった」と快進撃するナインの力に驚いた。

 12日の準決勝では、同じく初出場の筑陽学園(九州地区代表)と対戦する。

 国士舘は先発の白須仁久投手(2年)が二回途中4失点で降板し流れを呼び込めなかった。今秋の東京大会では背番号1をつけた山崎晟弥投手(2年)は3番手として5回無失点と踏ん張ったが、打線が3得点と援護できず。10年ぶりの出場で初戦敗退となった。

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