DeNA2位の立正大・伊藤裕V2ランで初戦突破「打って当たり前。自信はあった」

 7回、先制の左越え2ランを放つ立正大・伊藤(撮影・中田匡峻)
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 「明治神宮野球大会・大学の部2回戦、立正大2-0九州共立大」(10日、神宮球場)

 DeNAから2位指名を受けた立正大・伊藤裕季也内野手(4年・日大三)が決勝2ランを放ち、初戦突破に貢献した。優勝した09年以来の出場で、初戦突破。4強へ進出し、2度目の頂点へ好スタートを切った。

 絵になる男が、これぞ4番という仕事を果たした。互いに無得点で迎えた七回。先頭の楽天からドラフト7位指名された小郷の四球から盗塁と相手の失策で無死三塁となると、「打って当たり前。自信はあった」と気合はみなぎっていた。

 相手先発で広島から2位指名を受けた九州共立大・島内の甘く入ったフォークを泳がされながら拾った。バットを手に持ったまま、打球の行方を打席でじっと確認。スタンドインを見届けると、ガッツポーズをしながら均衡を破るアーチの手応えをかみしめた。

 島内からは四回の第2打席にも左前へ快音を響かせた。神宮を舞台にした“プロ前哨戦”では、2打数2安打1四球と完勝。それでも、「プロに入ったら島内選手も絶対、成長していく。自分も負けないように」と謙虚さを貫いた。

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