またも空中戦の様相 ソフトバンクは上林とデスパイネ、広島は鈴木が豪快アーチ

4回、ソロを放つソフトバンク・デスパイネ=ヤフオクドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「日本シリーズ・第4戦、ソフトバンク-広島」(31日、ヤフオクドーム)

 第3戦に続き、またしても空中戦の様相となった。

 まずは三回、ソフトバンク・上林が広島・野村の変化球を仕留め、右翼席へ先制2ランを運んだ。

 広島も負けていない。直後の四回、4番・鈴木が前夜から3発目となる3号ソロ。東浜の高め直球を逃さなかった。

 だが、流れを引き戻したのはソフトバンク。四回、デスパイネが難しい内角球を振り抜き、左翼席へ打った瞬間にそれと分かる一発。3-1とした。

 前夜は両軍合わせて6本塁打。89年第7戦の巨人-近鉄の7本に次ぐシリーズ2位タイの記録となったが、この日もファンにはたまらない本塁打合戦となった。

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