オリックス・西村新監督鍛え直す T岡田&安達を再生だ
オリックスの西村徳文新監督(58)が14日、大阪市の舞洲BSで行われた秋季練習で始動。早速、金子、西ら11選手と個人面談を行い、初日からアグレッシブに動いた。
来季の浮上へ向けて着手したのは生え抜きのT-岡田、安達の再生だった。「もう1回、体を鍛え直す。メインは打撃。キャンプにも連れて行く。まだまだ老け込む年齢じゃない」。笑顔で話すが、言葉は厳しい。
T-岡田は今季、故障もあり97試合で打率・225、13本塁打、43打点と大きく期待を裏切った。安達は140試合に出場し守備の要として守りには貢献したが、打率は規定打席到達者の中で最低に終わった。
30歳を迎えた2人が高知で行う秋季キャンプに参加するのは異例。だが、チームを支える主力の2人だけに打力アップはそのままチーム力アップにつながる。徹底して鍛え直す考えだ。
チームで唯一、全試合出場した吉田正も参加させる。特別扱いはない。全員にレベルアップを求めていく。