ソフトバンク工藤監督 敗戦も切り替え「粘り強く戦ってくれた」

 「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク2-4日本ハム」(14日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・工藤公康監督は、敗戦も3戦目に向けて気持ちを切り替えた。

 初戦を勝利し迎えた第2戦。0-2の四回に中村晃のソロ本塁打で1点を返し、1-2の七回には高田の右前適時打で同点に追いつく粘りを見せたが、八回2死から4番手で送り出した加治屋が3連続二塁打を浴び、2点を勝ち越された。八、九回は宮西、石川直に封じられ反撃できず。

 1勝1敗のタイに持ち込まれたが、2007年から始まったCSではファーストS初戦を取ったチームが11戦10勝とデータ上は有利。指揮官は「選手は粘り強く戦ってくれたと思います」とサバサバした表情。加治屋についても「ピッチャーは打たれることもある。信頼は変わりません」と5年目でブレークした右腕の次戦の快投に期待を寄せた。

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