オリックスのステフェン・ロメロ外野手（２９）が６日、関西空港発の航空機で米国に帰国した。来日２年目を「ケガで出られない期間があった。もっとできたのではないかという思いがある。来年はもっと成績を伸ばしたい」と振り返った。

　今季は８月に右脇腹を痛め戦列離脱。復帰まで１カ月近くを要し、打率・２３７、２５本塁打、６３打点と期待を裏切った。それでも２年連続２５本塁打以上はキープ。来季３年連続となると球団の歴代外国人では８４－８７年のブーマー、９５－９８年のニール以来３人目で、ともに優勝に導いた優良助っ人級の活躍が期待される。

　ロメロの野望はもっと大きい。「打率・３３０、３５本塁打、１００打点。あくまで目標だけど、なるべく近づきたい。そうすればチームにも大きな影響を与えられるからね」。そのために「体重を減らしたい。１０３キロくらいあった。去年の６、７、８月は９８キロくらい。これに戻したい」。来季は３年契約の２年目。減量で成績アップを誓った。