西武・栗山3戦連続マルチ 勝利呼ぶ2点打
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「西武6-2ロッテ」(9日、メットライフドーム)
西武・栗山が一振りで流れを引き寄せた。3-2の五回1死満塁でチェンから、左越えへ2点適時打。「投手も苦しんでいたし、何とか攻撃でいいリズムを作ってという展開だった」と誇った。
塁が埋まり、3ボール1ストライクと打者有利のカウントだった。「犠牲フライになればいい」と気負わず、148キロの直球を左方向へ流し打った。二回無死一塁では中前打を放って先制点につなげ、3試合連続の複数安打と好調だ。
チームが前回リーグ優勝した2008年は2番打者として貢献した。優勝争いの厳しさを知る35歳のベテランは「まだまだ残り試合はあるけど、一歩ずつ近づいている感じはある。いい雰囲気で戦っていきたい」と頼もしかった。