ソフトバンク・バンデンハーク2年連続10勝 不振乗り越え4連勝
「ソフトバンク1-0オリックス」(9日、ヤフオクドーム)
ソフトバンク・バンデンハークが7回無失点の力投で2年連続の10勝目を手にした。今季は苦しんだ時期があっただけに「ストライク先行でいけた。自分の中では今年、一番良かった」といつも以上にうれしそうだった。
六回までわずか1安打に抑え、七回1死から連打で二、三塁のピンチを招くと、ギアをもう一段上げた。中島を高めの球で空振り三振に仕留め、続く宗には157キロをマークするなど力勝負。粘る相手を11球目の内角球で遊飛に打ち取った。
前半戦は投球が安定しなかったが、8月3日のオリックス戦で白星を挙げてから自身4連勝。好調時の映像を見返してフォームを修正し、復調してきた。チームの追い上げに貢献し、首位・西武と4ゲーム差。「この流れを保ちたい」と意気込んだ。