巨人・岡本 高卒4年目30発 王、松井、坂本に並んだ

 「阪神2-7巨人」(8日、甲子園球場)

 若き大砲が偉大な大打者たちに肩を並べた。昨季までわずか1本塁打だった巨人・岡本が30号の大台に乗せた。高卒4年目での30発到達は球団では王貞治、松井秀喜、坂本勇以来4人目。「あんまりそういうのは気にしない」としつつ「自分としてはうれしいこと」と笑顔をのぞかせた。

 打球はぐんぐんと伸びていった。1点を追う五回。坂本勇の2ランで逆転し、なお2死二塁。小野が投じた高め直球を完璧に捉え、中堅右に運んだ。これで4戦連発。「風のおかげです」と謙遜した4番に、坂本勇は「僕なんかよりもホームランバッターとしての才能を持っている。頼もしい」と感嘆した。

 “縁”ある甲子園での節目の一撃となった。幼少期は虎党。智弁学園時代には12打数6安打2本塁打と暴れたものの、チームを勝利に導けず「当時はあまりいい印象はなかった」と振り返っていた。しかし、4月22日の“聖地プロ1号”と、この日の“同2号”はともに勝利し、納得の表情で球場を後にした。

 チームの30号到達は2013年の阿部以来、5年ぶりとなり、高橋監督は「すごいことだと思う」と賛辞を贈った。残り17試合。成長曲線を描き続ける岡本は「やっぱり(Aクラスを争う)阪神には勝っとかないと。続けて明日も勝ちたい」と決意を新たに。勝利への一撃を、積み重ねる。

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