ロッテ・田村 ソフトバンク止めたV二塁打
「ソフトバンク1-2ロッテ」(28日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクの10連勝を止める価値ある一打となった。八回、ロッテ・角中の二塁打からつかんだ1死三塁。田村がスアレスの初球、ストレートをたたくと、中堅への適時二塁打。三塁から代走・加藤が本塁を踏んだ。
「チャンス、ここ一番で打ちたい」と言いながら、こう続けた。
「キャッチャーは(打率)2割5分くらいだが、終盤の勝負どころで代打は出されたくない」
今季はしぶとい打撃が光る。本塁打は3本でも三塁打は5本。いい場面で出ている。
110試合に先発出場している。スタメンでなかったのは1試合のみで、投手陣のいい女房になっている。
「有吉さんが持ち味を出していい投球をしてくれました」。もちろん、勝利投手を立てるのを忘れなかった。