日本ハム・宮台プロ初登板は五回途中2失点 収穫の91球 再び2軍で出直し

 プロ初先発初登板のマウンドで力投する宮台
2枚

 「日本ハム2-6ソフトバンク」(23日、東京ドーム)

 日本ハム・宮台康平投手の記念の1球は、力を込めた138キロ直球だった。「プロのマウンドの雰囲気はすごかった」。初登板初先発、初めて味わう緊張感での初球。左の牧原に対し、高めのボールとなったが、2球目以降も腕を懸命に振り、5球連続直球で左飛に打ち取ると、初回を「0」で切り抜けた。

 プロ6人目の東大出身選手。鎌ケ谷の勇翔寮では「何か見たい時はロビーで見るので」と自室にテレビはない。「学生時代みたいな勉強はしていませんよ」と笑うが、練習が終わればトレーニング本を読みあさる日々だ。

 130キロ後半の直球を軸に、スライダー、チェンジアップを織り交ぜた。二回に2失点も、五回の降板時には、誰よりも大きく、温かい拍手が送られた。

 「気持ちで押していこうと思って投げました。思い通りにいくボール、そうでないボールもありましたが、投げ切れたと思います」。4回2/3を4安打3三振、4四球に2死球で2失点。ほろ苦さもあったが、収穫もあった91球。24日に登録を外れ、再び2軍で力を蓄えるが「次は結果を求めたい」と口調は熱を帯びた。

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