下関国際 派手ユニは「維新カラー」

 9回、濱松は右中間に適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・佐藤厚)
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 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、下関国際4-1木更津総合」(17日、甲子園球場)

 2年連続2度目の出場となる下関国際(山口)が初の8強入り。鶴田克樹投手(3年)が9安打されながら1失点と粘り、木更津総合(東千葉)に競り勝った。

 鮮やかな赤と青で彩られたストライプのユニホームは坂原秀尚監督がメーカーと相談してデザインし、2014年から使用している。青いストライプにも赤い縁取りがくっきりと浮かぶ。「派手だとよく言われます」と同監督は苦笑するが、この2色には意味がある。「長州の情熱と赤と、関門海峡の青です」と、高杉晋作ら幕末の志士を生んだ山口県への思いを込めた。しかも今年は維新150年のメモリアルイヤーだ。

 昨夏、今春の甲子園はどちらも初戦敗退。しかし、3季連続出場となった今夏、選手は生き生きと躍動している。「山口大会の決勝がピークかと思ったけど、甲子園に来てまだ伸びしろがあると成長を感じている。その結果の3勝でしょう」と同監督。「失うものはありません。とにかく前へ前へです」。「明治維新胎動の地」と呼ばれる地の“志士たち”が、長州の魂を聖地で披露している。

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