ロッテ・安田 プロ初安打初打点 ドラ1若武者が存在感「ボールは両親に渡したい」

 「オリックス3-2ロッテ」(12日、京セラドーム大阪)

 ロッテドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が起死回生の一打を放った。

 2点を追った九回2死満塁。2-2から山本の変化球を捉えた。打球は右翼へゴロで抜ける同点の2点適時打となった。プロ初安打、初打点。

 「打ったのはフォークです。何とか1本と思っていました。なかなかない貴重な経験だと思いますし、ああいう場面だったので緊張しました。何とか食らい付いていくことができて良かったです。ボールは両親に渡したいです」

 10日に1軍合流を果たし、スタメンでの出場を続けてきた。井口監督はチャンスで迷うことなく安田を打席に送り出した。

 試合は十回、サヨナラ負けを喫したが、若武者がしっかりと存在感を示した。

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