巨人・岡本20号!3安打3打点 由伸監督「チームの中心になりつつある」

 「中日4-6巨人」(4日、ナゴヤドーム)

 絶好調男の打棒が止まらない。巨人・岡本が5打数3安打3打点1本塁打の活躍。プロ入り初の20号に到達し「開幕前は、こんなに打てるとは思わなかった」と笑顔で話した。

 4番の実力を見せつけた。初回2死一塁で打席に入った岡本。小笠原の外角高めの直球を「何とか食らいついていこう」と逆らわずに弾き返し、打球は右翼席へと吸い込まれる先制アーチとなった。2打席目には中前適時打をマークし「タイムリーは貢献できるので、一番打ちたい」と力を込めた。若武者の活躍に負けじと、4-4の同点で迎えたと八回には、長野が決勝ソロを放った。

 「振って合わせる意識を持つ」と話す背番号25。投手の球筋やフォームを見極めることより、まずは振ってみる姿勢を大切にしており、そこから適応していこうと心掛けている。

 7月上旬まで32打席連続無安打と苦しんだ時期もあったが、積極果敢な姿勢を貫き、現在の好調へつなげた。高橋監督も「チームの中心になりつつある」と信頼を寄せ、柔和な表情を浮かべた。

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