中日・小笠原、“3度目の正直”で先輩・菅野に投げ勝つ「まだ負け越しているので」

 「巨人0-4中日」(28日、東京ドーム)

 中日・小笠原がうれしいプロ初完封で5勝目を挙げた。

 初回、2死一、二塁のピンチを背負うも長野を三ゴロに仕留めた。続く二回は先頭のマルティネスに中前打を許したものの、続く石川を三ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。

 これで波に乗ると、40キロ中盤の速球を主体に危なげない投球を披露。三回以降は巨人打線に一本のヒットも許さず、136球の熱投で、3安打9奪三振無失点。東海大相模の先輩、巨人・菅野との投げ合いを制した。

 試合後のヒーローインタビューで小笠原は「ホッとします」と笑みを見せた。プロ初完封には「たくさんの人に守っていただいて、野手の皆さんに打っていただいたからこそ完封できたのかな」と謙虚に話した。

 先輩・菅野とは3度目の対戦で初めて投げ勝った。「まだ僕は1勝2敗と負け越しているので、1戦でも早く近づけるように頑張りたいと思います」と話した。

 今季、開幕投手を託された小笠原だが、6月までわずか2勝とエースらしい働きを見せることはできなかった。しかし7月に入ってこれで無傷の3連勝。「一人ずつ腕振って。チームが勝てるように頑張ります」と夏場の巻き返しを誓っていた。

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