「ヤクルト-巨人」(11日、神宮球場)
頭部死球による影響で戦列を離れていたヤクルト・青木宣親外野手が、復帰初打席で快音を響かせた。
2点を先制された直後の初回無死一塁から、山口俊の143キロを捉える痛烈な右前打。バレンティンの適時打などで同点に追いつく足がかりを作った。さらに二回2死からは147キロを引っ張って、またも右前打を放った。
青木は6月30日の阪神戦で頭部死球を受けて交代。当初復帰予定だった4日の広島戦前の守備練習で不調を訴え、翌5日に脳振とう特例措置で出場選手登録を抹消されていた。再登録されたこの日、「2番・中堅」で先発出場した。