楽天 13連敗中の西武・菊池を攻略 田中の2ランなどで四回に5点奪う
「西武-楽天」(29日、メットライフドーム)
楽天が初回、レギュラーシーズンの対戦成績が2016年から13連敗中で、開幕から8連勝している西武・菊池雄星投手から、先制点を奪った。
先頭の田中が中前打で出塁。2番・茂木の打席で今季11個目の盗塁となる二盗を決めると、茂木の左飛で三進。3番・島内の左犠飛で本塁を踏んだ。
西武戦は1勝8敗と相性の悪い楽天だが、先発で今季初勝利を目指す左腕・塩見に先制点をプレゼントした。
島内は「打ったのはスライダーです。最低限の仕事ができましたね。先制できましたが、まだまだ追加点を取っていきます」と振り返った。
四回には銀次、ペゲーロの単打2本で2死一、三塁とすると、嶋が右越えの2点適時二塁打を放ち、リードを3点に広げた。さらに1番に戻って田中が、菊池の直球を捉えると打球は左翼席へと一直線。5号2ランで加点すると、茂木、島内の連打でさらに1点を加え、この回5点を奪った。
菊池はこの回で今季ワーストの6失点。五回を投げ終えて降板し結局、5回10安打6失点だった。