「ロッテ４－１楽天」（２６日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　ロッテの石川歩投手が、自身６連勝でハーラートップタイの９勝目（３敗）を挙げた。九回１死からの３連打で２年ぶりの完封は逃したが、８回１／３を８安打１失点で白星をつかんだ。

　同僚のボルシンガーらに並ぶ９勝目を挙げた石川は、お立ち台に上がっても「序盤の方はもたもたして、最後もしっかり投げきらなくていけないと思う。次はもっといい投球ができるように頑張ります」と喜ぶことはなかった。また、自身６連勝については「試合中に修正できていることが一番大きい」と分析していた。

　打線は四回に角中の犠飛で先制。五回には１死一、二塁から荻野が適時三塁打を放つなど、３点を加えて、石川を援護した。７試合連続安打となった荻野は、「最近なかなか援護できていなかったので良かった。上を目指してしっかりやっていきたい」と話した。

　楽天は先発古川が５回２／３を５安打４四球で４失点。打線は九回に１点をかえすのがやっとだった。