平石楽天、初カード勝ち越し 4点差なんの2戦連続逆転星 “秘蔵っ子”田中V打

 「楽天6-5日本ハム」(24日、楽天生命パーク宮城)

 新“指揮官”の秘蔵っ子が、逆転勝利をもたらした。楽天・平石監督代行が就任した17日の阪神戦から1番に定着した田中だ。同点の八回、自慢の足を生かし決勝の適時内野安打。これで新体制発足後、4勝1敗。初めてのカード勝ち越しとなった。

 「三振さえしなければ何かが起こると思いました。ファウルかと思いましたが、フェアだったので全力で走りました」。2死二、三塁、必死にたたきつけた打球は一塁ベース後方へ高くバウンド。50メートル走5秒8の俊足で一塁を駆け抜けた。

 平石監督代行が巻き返しのキーマンに指名する2年目外野手。期待に応え、17日からの5試合で27打数11安打だ。同代行は「想像をはるかに超える活躍をしている。これから相手の攻めもあるだろうが、バテても試合に出続けて欲しい」とエネルギッシュに話した。

 2試合連続の逆転勝ち、しかもこの日は最大4点差をひっくり返した。新体制発足時に立花球団社長から「残り80試合で50勝30敗」とノルマを課されたが、それも夢ではなくなってきた。

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