沖縄大会初日に夏の地方大会で初のタイブレーク 延長13回から無死一、二塁で開始
「高校野球沖縄大会・2回戦、南部工5-4八重山商工」(23日、アトムホームスタジアム宜野湾)
この日開幕した第100回記念大会となる沖縄大会で、全国高校野球選手権大会で初めてタイブレーク制に突入した。
試合は、八重山商工が九回2死走者なしから2点差を追い付いて、4-4で延長戦へ突入。両校とも無得点のまま十二回を終えたため、十三回から前のイニングからの継続打順で、無死一、二塁でスタートした。
八重山商工は十三回無死一、二塁から送りバント失敗などで無得点に終わった。
対する南部工はその裏、無死一、二塁から送りバントと四球で1死満塁として、4番・上原大雅投手(3年)が中犠飛を放ってサヨナラ勝ちした。
タイブレーク制は甲子園でも今春センバツから導入され、春、夏、秋の公式戦でも採用されている。今春センバツでは適用された試合はなかった。