斎藤佑「20代のいろいろなものを洗い流せたかな」バースデー登板はノーゲーム

4回DeNA2死三塁、戸柱恭孝に同点の左前適時打を打たれ悔しがる日本ハム・斎藤佑樹=鎌ケ谷スタジアム(撮影・開出牧)
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 「イースタン、日本ハム-DeNA」(6日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハム・斎藤佑樹投手が、30歳の誕生日に先発し、3回2/3を8安打5失点。散々な結果となったが、雨によるノーゲームで、登板は幻となった。

 降りしきる雨の影響で、初回からマウンドがぬかるむ最悪の条件。三回まで毎回の4四球を与えながら1失点と粘ったが、雨脚がさらに強まった四回に炎上。石川、荒波らの適時打など、5連打を含む7安打を浴びて4点を失った。だが、四回2死で試合が中断となり、そのままノーゲーム。記録も“幻”となった。

 「言い訳のようになってしまうんですが…。パフォーマンスというよりけがが気になった」と斎藤佑。滑るマウンドで踏ん張ることができず、変化球もすっぽ抜け、試合にならなかった。

 節目の30歳での登板は、「内容は散々。いいところがなかった。20代のいろいろなものを洗い流せたかな…」と自虐的に苦笑い。理想の30歳を「人に優しくできて…」と語ったが、「今日は(マウンドで)ずっとイライラしていました」と笑わせた。

 1軍再昇格へ、アピールが求められる立場。この日は“参考外”の登板となったが、「まだまだこのままでは終われない。結果を出せるように頑張ります」と意気込んだ。

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