中日・ガルシア、人生初の完封勝利「興奮した」 ドラ外国人、27年ぶり東京Dで完封

人生初の完封勝利に大野奨と抱き合って大喜びの中日・ガルシア=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「巨人0-6中日」(12日、東京ドーム)

 中日の先発・ガルシアが巨人打線を9回散発6安打に抑え、来日初完封で4勝目を挙げた。中日の外国人投手の完封勝利は2011年のチェン(現マーリンズ)以来、7年ぶり。東京ドームでの完封勝利となると、1991年のアンダーソン以来となる27年ぶりの快挙となった。

 初回。先頭の坂本勇に安打を許し、さらには盗塁でいきなり無死二塁とされながらも、後続を抑えてピンチを脱した。二回以降は、190センチを超える長身から投げ下ろす力のある速球に加え、スライダー、チェンジアップなどの変化球を交え、要所を締める投球。課題の制球もこの日は3四死球と安定し、最大のピンチだった八回1死満塁もゲレーロを併殺打に打ち取り、ガッツポーズ。ベンチに戻ってからも興奮は収まらず、そこらじゅうをたたきまくっていた。

 来日初どころか人生初めての完封勝利というガルシアは「興奮しました。(八回のピンチは)気を抜かずに全力でボールを投げました。ゲッツーになってよかった。4番を抑えて興奮しました」と最後まで笑顔が絶えなかった。

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