ヤクルト坂口 延長十一回サヨナラ打 「次につなごうと」

 「ヤクルト4-3広島」(6日、神宮球場)

 総力戦でヤクルトが劇的勝利をもぎとった。ナインに笑顔の花が咲く。サヨナラ打の坂口は「チーム全体が執念を持ってやっている。次につなごうという気持ちだけだった」と胸を張った。

 二度の土俵際から寄り戻した。1点を追う九回は、2死から大引が「今日がラストチャンスだと思って開き直っていった」とプロ12年目で自身初の代打弾となる同点ソロ。十回は2死一、二塁から川端の中前適時打で追いついた。そして延長十一回2死一塁から、坂口が右越えのサヨナラ適時打で決めた。

 5日に左膝に死球を受けた青木は当初は出場予定なし。ベンチで味方を鼓舞していたが、ベンチ入り最後の野手となり十回、十一回はヘルメットをかぶって代打に備えた。お立ち台のヒーローにバケツで水を浴びせると「すごい試合。ホントによかった。今日の仕事は最後の水掛けぐらいだね」と笑った。

 首位・広島を相手に勝ち越し。小川監督は「非常に大きい試合」と振り返った。試練の9連戦は劇勝締め。必ず5月反攻につなげる。

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