ロッテ清田育宏が国内FA権を取得 球団に感謝「拾ってもらったお陰」
「日本ハム-ロッテ」(5日、札幌ドーム)
ロッテ・清田育宏外野手(32)が5日、国内フリーエージェントの権利を取得した。
清田は千葉県鎌ケ谷市出身で、市立柏高から東洋大、NTT東日本を経て09年にドラフト4位で入団。初出場は10年5月24日の阪神戦(甲子園)で七回の代走だった。
清田は「入った時は考えもしなかった。早かったのか遅かったのか」と振り返り、「ここまでやれたのも千葉出身でプロに入れるような選手ではなかったが、(ロッテに)拾ってもらったお陰」と球団に感謝した。
今後については「いま5月で大事な時期だし、自分にとってもチームにとっても大切な1年。井口監督をみんなで胴上げしたいと思っている。結果を残してお世話になってきた(井口監督に)恩返しをしたい」と話した。
ここ2年、ケガに泣かされてきた清田だが、今季は復活への足場を築き、この日の日本ハム戦も「5番・右翼」でスタメン出場した。二回の第1打席では左翼へ二塁打を放っている。