ヤクルト・ブキャナン、無四球5安打完封「オトーサン、トテモガンバリマシタ!」
「ヤクルト8-0広島」(4日、神宮球場)
まさに大黒柱の働きだ。ヤクルト・ブキャナンが散発5安打無四球で、今季チーム完封一番乗り。6連敗後の2連勝に導いたお立ち台で、10月にパパになる予定の助っ投は「オトーサン、トテモガンバリマシタ!!」と絶叫した。
150キロ近い直球にカーブで緩急をつけ、テンポ良くゴロを打たせて三塁を踏ませず。9連戦中で連日登板していた救援陣に休養ももたらし「しっかり休んでもらえたのはよかった」と胸を張った。
バットでも仕事をした。二回、1点を先制しなお2死二塁、145キロを左翼線に適時二塁打。「しっかり振ったら、いいところに飛んでいってくれた」と自らを助けた。
来日2年目で2度目の完封。米国時代には、イチローから三振を奪ったこともある。「もちろん、覚えている。日米で伝説になる選手から三振を取れたのはいい思い出」と語る右腕は、球団の企画で来日した古巣・フィリーズのマスコットと3日の試合前に対面。「懐かしい顔に会って、たくさんパワーをもらったよ」と気力充実で登板に臨んでいた。
開幕から6戦連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)。防御率1・43はリーグトップに躍り出た。小川監督も「ずっと安定している。素晴らしい投球」と絶賛。5月反攻へ頼れる男がフル回転する。
