日本ハム・清宮 2軍で公式戦デビューも変化球当たらず…空振り三振 1打席で交代

 2回、空振り三振に倒れる清宮(撮影・堀内翔)
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 「イースタン、西武-日本ハム」(10日、メットライフドーム)

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、5番・指名打者で先発出場。2軍戦ながら、公式戦デビューを果たした。1打席限定での出場で、空振り三振だった。

 3月中旬に限局性腹膜炎を発症して離脱後、初めての実戦。二回、1死走者無しで迎えた第1打席。スタンドからはひときわ大きな拍手が送られた。

 西武の先発・南川に対し、初球は144キロの直球を積極的に振り、三塁側へのファウル。2球目は直球を見逃してボール、3球目は内角スライダーに腰がくだけたような空振り。4球目の内角スライダーがボールとなり、カウントは2-2となった。5球目は外角低めに落ちるチェンジアップだったが、タイミングが合わずバットが空を切った。

 入院生活を経て約1カ月ぶりの試合で、まずは実戦感覚を確認した。四回に代打・市川を送られ、交代となった。

 試合前練習では三塁のポジションでノックを受け、フリー打撃で6本の柵越え。ハツラツとした動きも披露していた。

 オープン戦では木製バットの対応にも苦しみ、7試合の出場で15打数無安打8三振。1軍昇格には、コンディションの上昇とともに結果が求められる。

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