楽天・則本、仙さんにV届ける!あと9個で通算1000奪三振「必要ならば三振を」

 強い気持ちで先陣を切る。1月4日にすい臓がんのため逝去した星野仙一球団副会長(享年70)に捧げるシーズン。楽天・則本昂大投手(27)は29日、「優勝を目指してやるだけ。勝って勢いをつけたい」と闘将へVを届けると固く誓い、自らがまず、その道を切り開く。

 2年ぶりの開幕投手。ルーキーイヤーだった2013年、監督だった星野副会長の大抜てきから始まった自身5度目の大役だ。天国の恩師への思いを胸に「プロとしての自分の仕事をまっとうしたい」。代名詞でもある奪三振は、あと9個で通算1000奪三振の大台に到達する。「必要ならば三振を取っていけばいいと思う」とドクターKの本領を見せるつもりだ。

 チームは、全員が左胸裏に星野副会長の監督時代の背番号「77」を縫い付けたユニホームを着用し、この1年を戦う。「昨年8月までいいところにいながら失速して、副会長はご立腹でした。今年は夏バテがないように、副会長とともに戦っていきたい」と梨田監督。そのスタートを、絶対的エースに託す。

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