プロ野球中日で選手、監督を務め、１月に死去した星野仙一氏の追悼試合として中日-楽天のオープン戦が行われた名古屋市東区のナゴヤドームでは３日、悼む声が相次いだ。

　星野氏に指導を受けた球界最年長の４３歳、中日の岩瀬仁紀投手は「感謝の気持ちをずっと持っている」と惜しんだ。昨年、通算２千安打を達成した荒木雅博内野手は「映像を見ると、言われたこととかいろいろ思い出す」と話した。

　星野氏が後に監督を務めた楽天の梨田昌孝監督は「モニターに映像が流れて胸いっぱいになった」と言い、明治大の後輩島内宏明外野手は「改めてすごい人だったんだなと思った」と話した。