ＤｅＮＡのドラフト１位・東克樹投手（２２）＝立命大＝が２日、オープン戦初登板となる３日のオリックス戦（京セラドーム）に向けて最終調整した。開幕ローテ入りへ、結果を残し続ける決意を示した。

　この日は大阪市内で行われた全体練習に参加。キャッチボールなどで体を動かし「ローテに入るためにも結果が一番。抑えることで信頼を得られる。抑えることに集中したい」と意気込みを語った。

　初実戦となった２月２３日の練習試合、韓国・ＫＩＡ戦（宜野湾）では制球に課題を残し２回１失点。「まずは直球の制球をしっかりとつけたい」と課題を口にした。オリックスには中島、Ｔ－岡田、吉田正ら強打者が並ぶが「（抑えれば）かなり自信になる。楽しみです」と話した。

　球場の雰囲気も力に変える。「応援などの雰囲気も違うので、シーズンへ向けて、いい経験になる。そのリズムに合わせたら気分よく投げられる」。プロの空気を肌に感じ、目標への一歩を踏み出す。