日本ハム・清宮が児童養護施設を訪問 左手一本打法を披露「いろんな事情で」

左手一本でスイングする日本ハム・清宮幸太郎=沖縄県内の施設(撮影・中田匡峻)
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 「日本ハム春季キャンプ」(20日、名護)

 右手親指痛で一部別メニューを続けるドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が1軍キャンプ休日となったこの日、他の若手5選手と共に名護市内の児童養護施設「なごみ」を訪問。約1時間、3歳児から中学2年生までの20人とボール遊びなどをして楽しんだ。

 自由時間の中では、少年たちとの野球対決を開催。小学生が投手役で、清宮は打者役だ。「いろんな事情で左は打てなかったんですけど」と右打席に立ち、左手一本でスイング。「みんなすごく元気で、圧倒されていました。みんなかわいくて、こんな(手作りの金メダル)ものももらってしまって。大事にします」。施設内は笑いに包まれ、忘れられない思い出となった。

 21日に、沖縄・国頭でフリー打撃を再開する予定。「調子うんぬんはこれからだと思うので、様子を見ながらやっていきたいです。いつかは(打席に)立つと思うので、ちゃんと準備したいです。(沖縄でホームランを)打ちたいなと思います」と闘志を燃やした。

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