日本ハム・ドラ1清宮11日から打撃再開 右手親指痛問題ないレベルに回復

 「日本ハム春季キャンプ」(7日、スコッツデール)

 右手親指痛からの復帰を目指す日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、第3クール初日の10日(日本時間11日)から打撃練習を再開することが7日、分かった。米国で予定されている実戦3試合には出場しない見通しで、注目の“デビュー戦”は帰国後の17日以降になりそうだ。

 もどかしさを押し殺して過ごしてきた日々に、間もなく別れを告げる。眠らせていた“相棒”を取り出す時がきた。1次キャンプ第3クール初日の10日に、ついに清宮がバットを握る。澄み渡る青空の下で少しずつパワーを開放する。

 右手親指に走っていた痛みが、問題のない一定レベルにまで回復してきた。9日の休日を経て、ついに打撃練習を再開する。慎重に患部の状態を見極めながら素振りを開始し、その後にティー打撃と段階を踏んでいく方針。球団関係者は「ちょっと(強度を)上げていけば下げることもあるし、その中で精度を上げていく」と今後の見通しを明かした。

 新人合同自主トレ中に患部を痛め、右手母指基節骨骨挫傷と診断された。打撃練習は一度再開していたが、万全を期すことを目的に、1月31日からバットを使用する全てのメニューを回避。この日までの8日間は守備、走塁練習に重点を置き、並行して定期検診を受けてきた。

 アリゾナでは実戦3試合が予定されているが、「それは別メニューに」と同関係者。デビュー戦は沖縄・国頭の2次キャンプ以降となる見込みだが、栗山監督は「様子を見ながら、そろそろ前に進み始める」と練習の強度アップを予告した。

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