中日・松坂大輔投手（３７）は１月３１日、沖縄県恩納村の１軍宿舎で全体ミーティングに参加した。意気込みを問う報道陣に「きのう、しゃべったので」とだけ。申し訳なさそうに苦笑いを浮かべて足早に引き揚げた。

　プロで２０度目、新天地でのキャンプでも、恒例の２月１日のブルペン入りは継続する。初日の練習メニューのブルペン投球欄に「松坂　９９」と記されてあった。

　中日の投手がブルペン投球する場合、前日に自分で「○」印を予定表に書き込む。それを受けて首脳陣が練習メニューを作成。松坂は森監督から調整を任されており、その日の天候や体と相談しながら最終決定することになるが、初日からブルペン投球が予定に組み込まれた。

　１月３０日には同い年の阪神・藤川や、元阪神の城島健司氏らと食事に出掛けた。３１日は朝から選手会主催のゴルフに参加。岩瀬、山井、平沼１軍用具担当と同組でラウンドし表情は明るい。すでにチームメートとの意思疎通もバッチリ。スムーズにキャンプインできそうなムードだ。