DeNA左腕トリオが侍候補に 今永、石田、浜口…今季も旋風続く
野球日本代表「侍ジャパン」が3月に行う強化試合・豪州戦(3日・ナゴヤドーム、4日・京セラドーム)の代表候補に、DeNA・今永昇太投手(24)、石田健大投手(24)、浜口遥大投手(22)が挙がっていることが22日、分かった。昨季から続くDeNA旋風が侍を席巻する。
ラミレス監督が「3人で30勝以上できる能力を持っている」と話す自慢の先発左腕トリオ。その3人が、そろって代表入りする可能性が出てきた。
今永は昨季11勝を挙げ、チームの日本シリーズ進出に貢献。昨年11月に開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では、24歳以下を中心とした代表メンバーとして、稲葉監督の初陣となる大会での初優勝に貢献した。
浜口は新人ながら10勝を挙げ、日本シリーズでも快投。石田は故障で6勝どまりだったが、一昨年11月の強化試合で招集された経験がある。
3月開催。先発投手はシーズンへの調整もあるため、春季キャンプでの状態を見極めた上で、代表全選手は2月中に決定される。先発左腕は代表の懸案事項。3投手が選出、活躍となれば東京五輪への光となる。
23日に発表される主力級の一部メンバーとして、筒香嘉智外野手(26)と山崎康晃投手(25)が決定済み。今年も開幕前から、DeNA勢が話題をさらうかもしれない。