広島・薮田 相手のマーク厳しくなるも自然体強調「自分の球をいかに投げるか」
広島の薮田和樹投手が10日、マツダスタジアムで自主トレを公開した。強めのキャッチボールを行い、その後は外野のポール間をダッシュした。
昨季は15勝3敗、勝率・833で最高勝率のタイトルを初めて獲得した。今季はタイトルホルダーの看板を背負い、マウンドに上がる。相手球団のマークが厳しさを増すのは間違いないが、「自分のデータがいっぱいある中で投げるのは今年が初めてになる。でも自分の球を、いかに投げるかが大事だと思う」と自然体を強調した。
4日から自主トレを開始しており、昨年オフと同様にネットスローなどをほぼ毎日行い肩を休めていない。「自分の状態だったり、良い感覚だったりを忘れないため。春季キャンプでは、去年以上の印象を与えられるように頑張りたい」と力を込めた。