大谷 札幌Dで“ラスト投球”栗山監督にストレート 二刀流への後押しを感謝

捕手を務める日本ハム・栗山英樹監督へラスト投球を行うエンゼルス・大谷翔平=札幌ドーム(撮影・棚橋慶太)
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 米大リーグ・エンゼルス入りが決まった大谷翔平投手(23)が25日、札幌ドームを開放してサヨナラ会見を行った。濃紺のジャケットに、青のチェックのシャツ、紫のネクタイ姿でグラウンドに登場した大谷は冒頭「Long time no see,I’m Shohei Ohtani.」と、いきなり英語であいさつを始め、ファンにメジャー挑戦の決意を示した。

 質疑応答後に大谷はエンゼルスのユニホームをまとい札幌ドームのマウンドに。キャッチャーとして構えた栗山監督にストレートを投げ込んだ。

 栗山監督からは「世界一の選手になると信じています」と直筆メッセージの書かれたピッチャーズプレートが贈られ、米国挑戦を激励された。

 これまでの常識を覆す“二刀流”挑戦。大谷は5年前のこの日、入団会見をした当時を思い起こし、「ここに来ると決めた時は栗山監督を始め、ごく少数の人たちしか本当にできると思って行動してくれていなかったと思いますし、そういう考えを持ってくれている人が周りにいたのは、僕にとってラッキーだったなと。そこがすべてだった」と感謝した。

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