ヤクルト・西浦 来季は背水覚悟 安打数半減で300万減
ヤクルト・西浦直亨内野手(26)が8日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万減の1700万円でサインした(金額は推定)。昨季に並ぶ74試合に出場したが安打数は半減。「この1打席で野球人生が終わる、というくらい1打席1打席を大事にしたい」と来季は背水の陣で挑む。
今季は三塁で開幕スタメン。5月には自己ベストの体脂肪率5・8%を記録するなどコンディションに問題はなかったが、プロ4年目で初めて本塁打なしに終わるなど打率・208と打撃が低迷。本職の遊撃でも定着はならなかった。
秋季キャンプでは人一倍の声でもり立て、小川監督から「目立った」と“MVP”に指名された。指揮官の期待に応えるべく、打撃面を向上し、必ず定位置を奪う。