ロッテ平沢、60万増サイン 来季は打撃に加え守備も強化「エラーが印象に」
ロッテ・平沢大河内野手(19)が1日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、60万円増の1310万円でサインをした。(金額は推定)
平沢に笑顔はなかった。「今年の経験を生かして(来年は)いい結果を残せればと思います」
自ら「60万円アップでした」と話すと、今季の反省と来季に向けての決意が出た。
プロ2年目は50試合に出場して1本塁打、3打点、打率は・176の成績だった。
9月16日、故郷・仙台での楽天戦で小野からプロ1号本塁打をマークしたが、「あれはたまたまです」と素っ気なかった。
気になるのは得点圏打率の低さ。・087だ。「チャンスで打てるような選手に成長したい。実力を上げて1軍の戦力になっていかなければ」とキッと前をにらんだ。
課題は多い。打撃もそうだが、「悪い方しか思い浮かばない。エラーが印象に残っている」と振り返る守備の強化だ。
「速球への対応はまだまだ。甘い球も何回か来ていたのに…(来季に向け)下半身で打つことを継続したい」
自身と同じく甲子園を沸かせた安田内野手(履正社)が入団する。「野手の後輩は初めて。分からないことがあれば教えたい。負けないように頑張る」
プロ3年目。平沢が思い描くのは開幕・遊撃に立つ自分の姿だ。