「日本シリーズ・第２戦、ソフトバンク－ＤｅＮＡ」（２９日、ヤフオクドーム）

　ソフトバンクが、リプレー検証の末、逆転に成功した。

　１－３で迎えた七回。先頭の代打・明石がＤｅＮＡの２番手・三上から左中間への二塁打。続く代打・城所が犠打で１死三塁とすると、柳田が３番手・砂田から中前へはじき返して、１点差に追い上げた。

　さらに相手失策と四球などで２死満塁とすると、中村晃が４番手のパットンから右前へタイムリー。三走・柳田に続いて、二走の今宮も本塁突入。これが本塁上でクロスプレーとなったが、判定はアウト。これに、工藤監督がベンチを飛び出し、リプレー検証に。長い検証の末、判定が覆り、ソフトバンクが勝ち越しに成功した。

　ソフトバンクは三回にも、２死一、二塁から松田が左翼ポール上への大飛球を放ったが、ファールの判定でリプレー検証が行われた。しかし、ここでは判定通りで試合が再開されていた。