履正社・安田、プロで清宮超える ドラフトは1位指名熱望

 ドラフト1位候補の履正社・安田尚憲内野手(18)が25日、プロでは同じ左の大砲として比較されてきた早実・清宮以上の活躍を誓った。

 清宮の高校通算111本塁打に対して、安田は通算65本塁打。高校での実績は劣るが、プロに入れば再スタートとなる。「僕も清宮も求められるものは長打だと思う。同じ世代として負けられない」と今後も意識する存在ではあるが、目標とする対象ではない。

 「プロでは清宮よりもすごい選手がたくさんいる。高校時代は清宮に追い付け、追い越せでやってきたけど、プロでは目指すところが違う」と同世代のスラッガーよりも、さらに上のレベルを目指す意欲を示した。

 豊中市内の同校でドラフト会議前日の取材に応じた際、浮ついた様子はなかった。あらためて12球団OKの姿勢を示し「1位で指名されるようになろうと思って練習してきたので、1位でかかればいいなと思う」。世代屈指の大砲は、運命の日を前に最高のシナリオを思い描いた。

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