西武・十亀、痛恨の2ラン浴びる 辻監督には不安なし
「西武1-2楽天」(2日、メットライフドーム)
西武にとって1-0の六回無死一塁からウィーラーに許した逆転2ランが痛恨だった。ペゲーロを四球で出し、続く4番に左翼席に運ばれた十亀は「打たれてはいけない場面で失点をしてしまったことが大きな反省点」と悔やんだ。
五回までは安定した投球を続け、無失点で踏ん張った。140キロ台後半の直球に、左打者の膝元を突くスライダーが有効だった。打線が四回に中村の適時打で先制してくれたが、ウィーラーへの初球が甘く入ってしまった。
3位楽天に2ゲーム差と迫られたが、辻監督は「うちは、ばたばたしなくていい。絶対に負けられない気持ちはない」と余裕を見せる。3日の先発は楽天戦で今季7戦7勝と圧倒的な力を見せているエース菊池。「明日は(菊池)雄星だから」と不安を一切感じていない様子だった。