日本ハム 大谷の二刀流で連勝、21日は先発勝利、中1日野手で決勝弾

 「ロッテ3-4日本ハム」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 打った瞬間、本塁打を確信した。大きな打球音とともに鋭い打球が幕張の夜空に高々と舞い上がる。打席でしばらく打球を見届け、日本ハム・大谷はゆっくりと一塁へ向かった。

 同点の八回1死。有吉の変化球を振り抜いた。右中間席へ突き刺す特大の一発。「(感触は)よかったです。何も考えずにいきました」。無心で振った一撃がチームの勝利を呼びこんだ。

 これぞ、二刀流の働きだ。21日のソフトバンク戦で、6回を投げ5安打1失点で2勝目を飾った。野手出場、中1日での本塁打は今季初。チームの2連勝は投打で活躍した二刀流。「多少、鈍い感じはしましたけど」と体の張りを感じながらも豪快なスイングで勝利へと導いた。

 この日の打撃練習を見て、野手出場のGOサイン出した栗山監督は「(2日前に)投げてんだから、張りがあるのは分かってるさ。そういう中でどういう打撃をするかだから」。メジャー挑戦後も二刀流としての活躍を期待する指揮官は「普通」と大谷ならさも当然とばかりに言いながらも活躍に目を細めた。

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