阪神・四藤社長 清宮は競合覚悟「補強ポイント」

 阪神・四藤慶一郎球団社長(56)が22日、西宮市内の球団事務所で取材に応じ、早実・清宮幸太郎内野手(3年)のドラフト1位指名を表明した。

 将来の4番候補獲得に、競合覚悟で挑む考えを明かした。清宮の会見を受けての反応では12球団最速での表明。早期の発表で誠意と熱意を示すとともに、「得点力というのは1つの大きな課題だ。(競合は)承知の上で決めている」と決意を明かした。

 「野球界にとって本当にいいこと」。清宮の会見を視聴した四藤社長は、決断に最大級の敬意を示した。その上で、「1位で指名させてもらう」と公言。10月26日のドラフトまで1カ月以上期間があくが、「方針は基本的に変わりませんね」と不変の評価を示した。

 「監督とも話したけど、『それでいきましょう』と。注目されている中で、111本も打っているわけですから。ズバ抜けた存在。ただ者じゃないです」

 一昨年の高山、昨年の大山に続き、3年連続で野手の1位指名。坂井オーナー、金本監督らの賛同も受けて、早期の1位指名公表となった。「将来性、素材、スケールの大きさで。4番というのは、ウチの大きな補強ポイント」と同社長。人事を尽くし天命を待つ。

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