ソフトバンク V一夜明けもベストメンバー、工藤監督も真剣さい配
「西武-ソフトバンク」(17日、メットライフドーム)
2年ぶりのリーグ制覇を果たしたソフトバンクは一夜明けたこの日も現時点でのベストメンバーで先発オーダーを組んだ。
かつてはビールかけやその後の遊興街での大騒ぎの余波で、翌日のゲームは主力クラスを温存する風潮があった。しかし、この日は工藤監督も目をやや充血させながら真剣な表情でベンチから指揮を執った。
この日の先発・千賀は試合前まで防御率が2・23。この試合で6イニングを投げれば規定投球回数に達し、西武・菊池の同2・07に迫る可能性を持っている。千賀は二回に1死満塁で外崎に14球粘られて先制犠飛を許したが、後続を断って最少失点に食い止めた。
優勝が決まっても残り13試合で個人タイトルの行方が左右される。そして、クライマックスシリーズに向けても、試合勘を保っていくことは日本一へのカギになりそうだ。